経口補水療法ORT

経口補水療法(ORT)の理論は、
実は日本にも古くから存在した

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日本の家庭では、昔から風邪をひいたり、食あたりをした時に“重湯に塩をまぶす”あるいは“梅干しをのせて食べる”習慣があります。このことから、病気により失われた体液を補うために水分と一緒に電解質と炭水化物(糖分)を補給することが、ごく自然と行われていたことがわかります。

写真:重湯、梅干・オーエスワン

また、沖縄や鹿児島県奄美地方のように暑熱(気温が高い)環境下の期間が長い地域の人々は、仕事の合間にお茶やお水をたくさん摂りながら休憩します。この時、さらに塩と黒砂糖を使用した食材をおやつとして、一緒に摂取していることがよく見られます。この状況は水分吸収には塩分と糖分が一緒に必要であるという、ORTの理論そのものです。

監修:兵庫医科大学 小児科学 教授 服部益治