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  • 気をつけよう!幼児・乳児の脱水状態
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いまからはじめる、夏の脱水対策!

蒸し暑い日本の夏は、過度の発汗による脱水の危険と隣り合わせ。
なかでも体力の弱いお年寄りや幼児を抱えるご家庭では、いっそうの注意が必要です。
脱水のリスクを回避するためのポイントをご紹介いたします。
監修:兵庫医科大学 小児科学教授 服部益治先生 / 下田内科クリニック 院長 下田敦先生

2015年、救急搬送者の
50%が高齢者です。

2015度に猛暑の被害で病院に搬送された方は全国で5万5000人にものぼりました(消防庁公開データ)。
発生率では、屋内が58%と生活空間における熱中症対策が重要となってきます。こまめな水分補給はもちろん、服装や部屋の環境作りなどに気をつけることで、熱中症にならないようにしましょう。

年齢区分別搬送割合 平成20年度の調査開始以降初めて高齢者の割合が50%を超えた。平成27年の熱中症による救急搬送状況(平成27年10月16日)総務省消防庁報道発表より作成 乳幼児(生後28日以上7歳未満)0.9% 少年(7歳以上18歳未満)13.1% 成人(18歳以上65歳未満)35.8% 高齢者(65歳以上)50.2%・高齢者(65歳以上)の発生場所別患者数割合 熱中症患者速報 平成27年度報告書 国立環境研究所より作成 その他42% 住宅58%

節電の夏は要注意!脱水状態のリスクはこんなところにも!

  • 1地球温暖化現象による高温化
    ※環境省 ヒートアイランド対策ガイドライン
  • 2節電により、室内の温度を快適な
    状態にコントロールできない。
  • 3風通しが悪く、
    直射日光の当たる場所に長時間いる。
  • 4こまめに水分補給をしないため、
    発汗がなく、体温調節ができない。
麦わら帽子

脱水状態予防のポイント

外出時には帽子や日傘を使い日陰を選んで歩く、服装は通気性の高いものを身につけるなどに気を配ることが大切です。また、電解質を多く含んだ飲料で水分補給を行うこともひとつの方法です。脱水状態が悪化する場合は、かかりつけの医師に相談してください。

めまい 立ちくらみ こむら返り

脱水状態になると

身体の血圧低下・脳血流減少により、立ちくらみ・めまいがするといった症状がでます。
さらに脱水状態がすすんだ場合、筋肉痛、筋肉硬直(こむら返り)が起こることがあります。これらは血液の塩分濃度低下が原因となって起こります。

お年寄りとお子さまには特に注意して

成人60% 高齢者50% 小児70%

もともと体内の水分が少ないお年寄り

お年寄りは、体内の水分量が少ないため、普段より多く汗をかくだけでも脱水状態の原因となります。水分の摂取量が少ないと、食欲不振から食事量も減少してしまい、さらに脱水状態を進行させてしまいます。周囲の方は、常にお年寄りのコンディションを気づかうことが大切なのではないでしょうか。

代謝が活発なお子さまは、水分が奪われやすい

小さなお子さまは、代謝が活発であるため、大人が気づかないうちにたくさんの水分を失っているときがあります。大量の発汗の後や、元気がない・ぐったりしている状態のときなどお子さまの変化を見逃さないことが重要なのではないでしょうか。

医療現場におけるOS-1

経口補水療法の導入以前は、脱水状態の患者さんが来院されると、ほとんどの場合輸液(点滴)を行っていました。
一方、現在では、軽度から中等度までの脱水状態であれば、経口補水療法で対応が可能です。特に小さいお子さんの場合、点滴を入れるまでに、労力・時間がかかります。医療機関は人手が必要になりますし、患者さんの側も時間を取られます。また、点滴が終われば針を抜くまで医療従事者のケアが必要です。経口補水液の場合、来院の際に飲用方法の指導を行い、親御さんの理解が得られれば自宅での飲用も可能です。
特に夜間など、脱水状態で救急外来に来る患児のほとんどが、軽度から中等度までですから、経口補水液での対応が可能です。経口補水療法が広く普及することによって、人員を含めた医療資源を有効に活用することができれば、良い意味での医療の効率化を図ることができ、医療従事者と患者さんとのよりよい関係作りができるのではないかと思います。

雪の聖母会・聖マリア病院 臨床・教育・研究本部長 靍知光先生

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